意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

11.29

晴曇空です。

 

話は少し遡って、高二の頃。今思えば、わいの人間性が死に絶えた時に、よく聴いてた曲があります。それが凛として時雨の『moment A rhythm』です。何とか中古で手に入れたフルバージョン。

最初は、レンタルで凛として時雨のアルバムを借り漁ってたんですが、その中で『moment A rhythm』のショートバージョンを聴いて、そのサウンドの独特なもの寂しさというか、冷たさに魅了されて、これは何としてもフル版を聴きたいと調べたら、一番最初のシングルで、なんなら生産限定版っていうあまりにハードルが高かったんですが、この曲のフルが聴けるなら、と頑張って探しました。

結果として、やっとありついたフルバージョンは16分超えの大作で、ショートバージョンになかった10分強の部分の荒涼さにめちゃくちゃ感激したもんです。

去年の秋の件とは比べ物にならないほど、自尊心も自己肯定感も何もかもボロボロになった当時のわいに、スリーピースの暴力的な程冷たくて、でもどこか寂しげな温みもあるサウンドは心地良かったです。自傷行為はしたことはないですけど、今思えば似たような感じでした。同じ頃、HaniwaっていうボカロPのバリッバリに聴いたベースの歪みにも同じ感覚を覚えたもんですが、それはまたどこかで。

 

なんでこの話をしたかと言うと、なんとなしに『moment A rhythm』のフルバージョンを久しぶりに聴いたら、その頃を思い出したからです。

今となってはもう味もしないガムほど、当時のトラウマとかは薄らぎましたけど、でも元相方に対してとか、その他諸々の事を思い返せば、それが無かったら、どんなに幸せだったかな、と思ってやみません。

この話は、今でも元相方からも「(夏希に対して)もう少し怒っても良いと思うよ」って言われるけど、精神をすり減らしてどうにかしたい、って訳でもないし、今も精神的な余裕ないのでもういいっす。それに、その経験が無ければ、前回の記事みたいな思考にも至らなかっただろうし、もう開き直ってるとこでもあります。

だけど、やっぱり失ったもんと得たもんを数えると、やるせない気持ちになりますね。でもまあ、あまりに時間が経ちすぎて、解決しようにもないことなので、ずっとふわふわしたままです。夏希とももう連絡取れないし。

 

そんな事を思い出してました。でもそれはさておいていい曲です。iTunesにはまだ来てないですけど、いつかサブスクリプション系に来たらいいなあと思う今日この頃です。

 

また書きます。