意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

12.16

空です。

 

流石にamazarashiのライブレポだけで今年終わるのはなんか違うかな、と思って、今年最後かもしれない記事を書くことにします。

というか今年ももう終わってしまうんですね。去年が激動の一年とするなら、今年も環境の変化はあれど、結構穏やかな一年だったと思います。相変わらず悩むことこそあれど、全体振り返ってみれば、ずっと悩んでた、ってわけじゃなかった。

大体一年の最後の記事で、今年の目標なんかを振り返るのが恒例で、例に漏れず今回も今年最初の記事を見返したんですが、今年はあやふやで『素直に「楽しかった!」と言える年にしたい』って書いてました。非常にあやふや。

でまあ、どうだったかって話なんですけど。楽しかったのかなあ。でも今月は楽しかった。

先月の終わりと今月は2回もamazarashiのライブ行っちゃったし、今の仕事もなんだかんだ楽しくやってます。そのうち壁に当たることこそあれど、なんとかやっていけそうです。

「終わりよければ全て良し」という諺を借りるなら、今年は目標達成できたのかもしれない。色々と悩み尽きない時もあったけど、それがあってこそのわいの人生のような気がします。

 

そもそも下手に俯かなくなったしね。数年前、元相方に死ぬほど怒られた卑下癖もそれなりに抜けてきて、少なくとも未来を想像するのは楽しくなった。先行きは未だに見えないままだけど、ありもしない未来を想像しては、勝手に笑ってるような人間にはなれました(それもそれでまた怖いけど)。

仕事帰りに、久しぶりにamazarashiの「アポロジー」を聴いて、昔のあれそれを思い出しました。大抵泣きたくなるぐらい凹んだ時によく聴いてた曲だったから、「そんなことあったなぁ」って思ったもんですが、それと同時に「遠くまで来たなあ」とも思いました。

アポロジー

アポロジー

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色んな失敗があって、苦悩があって、他人に褒められるようなもんじゃなくても、自分の中で落とし前をつけて、なんだかんだ立ち上がって、歩き出してそう思える今日がある、って考えたら、そう考えるようになっただけ、まだマシになったんだなあ、と夜道歩きながら考えてました。

まだまだ誇れるような人間じゃないし、人間としても出来てないけれど、これからも気負わず生きていこうと思いました。

 

いつかずっと塞いでた時に、せめてもの光として道標にしていた秋田ひろむの背中は、今でもずっとが見えてます。「この背中を信じてたらいつかは」と思って、「信じていてよかった」と思えるような日々を生きています。それが綺麗に交わったのが、この前の『永遠市』ツアーでした。アルバム自体もそうだけど、セットリストだってそうでした。今年の終わりに、今までの自分を肯定できるようなイベントがあって良かった。これからもそう言えるように生きていたいところです。

 

来年はそろそろ創作に本腰入れていきたい。って今年も言ってた気がするけど。来年こそは。

弾は色々準備しました。どれも自分にとって誇れるような、こいつらが形になったらどうなるんだろう、ってワクワクできるような作品たちです。アサリリ二次創作もそう。

誰も待っていずとも、誰よりもわい自身が書いて、読んでて興奮できるような作品を創れるように頑張ります。それがいつか、誰かの心を貫ければ万々歳。評価とは後から付くもので、創っていかなければスタートラインには立てない。当たり前のことだけれど、やってるうちに見えなくなってくる部分でもあります。

今夜
美しい過去を持てなかった僕らが
美しい今を掴むとしたら 汚れたこの手だ
見捨てた全てに笑う せいせいしたと手を振る
勝ちや負けなんか通じない この世の余所者として
生まれた場所は選べずとも 生きる場所は選ばせてくれ
インヒューマン インヒューマン 叫べ

インヒューマンエンパシー

インヒューマンエンパシー

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没後評価されて喜ぶ 作家なんているもんか

 

名シーンだけの人生じゃいられないな 不成功がもたらす栄光
延々待っても 来ない順番は 不名誉が僕らの名誉で
ディザスター 危機が訪れて あれがはじまりだとのちに知るんだよ
笑えてくるぜ 笑えてくるぜ

ディザスター

ディザスター

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いつまでも「くそくらえ」と「今に見てろ」を忘れないように。

また書きます。ひとまず、良いお年を。