意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

1.16

あけましておめでとうございます。空です。今年の目標は「楽しく生きる」です。

 

今日Twitterを眺めていたら、こんな記事を見かけました。

わいにとって馴染みのある場所の閉鎖話。わいが小中学校の頃、ほんのたまに遠出して千歳に行った時に数回行ったアウトレットです。

行った回数自体は多くないものの、わいの楽しい思い出の中でも本当に思い出に残ってる場所です。併設されてるこども広場が特に思い出に残ってて、そこで知らない子と遊んで、レゴを買ってもらって帰った、そんな場所です。そこが、とうとう閉鎖に向けて動き出したと言う話。

ついこの間懐かしくなって調べて、テナントもすっかすかになってしまっていて(もうすでにレゴショップもありませんでした)、寂しくなったもんですが、この記事を読んでいて、さらに寂しくなってしまいました。

中三の頃親が離婚するってことで、住んでいた一軒家も、何もかもを手放すことになったわいにとって、今でも自分の思い出の場所、物が無くなるって言うことは、まるでトラウマのように寂しくなって悲しくなるんですが、今回も例に漏れず。『神様、僕は気づいてしまった』の「大人になってゆくんだね」を聴いて寝ようと思ったんですが、やっぱり寝れずで、こんな駄文を書いています。

聴いてたら、段々当時の自分の感覚が蘇ってきて、自分が住んでた家だとか、中学校だとか、通学路だとかの匂いまで思い出して、本当にタイムスリップしたのか、ってぐらい鮮明で。

ガレージのしけたカビ臭い匂いとか。歩いてる時の反響や、ガレージを開けたら、一緒に住んでたばあちゃんが小さい畑で作業してて、「おぉ」と声をかけてくれたこととか。自分の部屋にロフトがあって、星空の壁紙を貼った天井で、寝る時毎晩空想遊びしてたなとか、部屋の構造とか。中学校の下駄箱はただ靴を入れるだけの簡易なヤツで寒かったなとか、晴れた日の3年生の時の教室があった4階は妙に暖かかったこととか。冬の通学路は寒かったなとか、中学校までの道の途中のラーメン屋のこってりラーメンが本当に好きだったなとか。

めちゃくちゃ色んな場所に今日行ってきたか、ってくらい鮮明で、すごく懐かしかったけど、でもそんな記憶たちも10年以上前の記憶なんですよね。そんな昔の記憶をいまだに大事に持ってるって事に笑えてしまうけど、でも、それもなんだかわいらしくて、それはそれでいっか、と思ってしまう夜です。聴くべき曲はこっちかもな。

美しき思い出

美しき思い出

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  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

北海道時代、嫌なこともたくさんあったけど、でもやっぱりこうして思い出せる事には、綺麗な思い出だってたくさんある。何気ない日常が楽しくて、幸せだったんだな、と改めて思いました。どこかのタイミングで、またこの気持ちを小説に書き起こそう。久しぶりに、自分自身を構成するパーツを見つけられた気がします。でもやっぱり、自分の中の思い出の場所が消えていくのは悲しいです。やっぱり。

 

年始は色んなことがあって、落ち着いたかと思ったら、今度は親がコロナ拾ってきて、それに自分もかかって、流行ってた頃に「こんなご時世の中amazarashiのライブに行くな」と言われ、キレて泣いて暴れて警察沙汰になった時ですら、コロナ持って帰ってこなかったのに、と心の中で毒突いて、みたいな年始でした。やっと良くなったんで、明日からまた仕事です。あぁ、厭だ厭だ。

ただ、そう言う日もいつか、今日みたいに懐かしく思う日が来るんでしょうね。相変わらず未来はわからないけど、でも、この前のamazarashiのライブで、「美しき思い出」を聴けて良かったかもしれない。相変わらず、わいがamazarashiの曲に出会う時は、自分の人生の中で、何かを思い出すきっかけになることが多いです。多分そう言うアーティストなんだろうな、って思います。だからファンを辞める気はないです。未だに。

 

そんな、ちょっと湿気た年始の記事でした。

今年も頑張りましょう。また書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう ありがとう 大嫌いだよ 美しき思い出

忘れたいこと 忘れたくないこと

忘れたいこと

 忘れたいこと

  忘れたいこと

   忘れたいこと

美しき思い出

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