意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

12.1

12月になってしまいました。お金に関して、いつもギリギリを走っているわいですが、やっと給料日でした。


最近は、大学に行く交通費(というか定期)も自分で買っているので、月6万に行くかどうかの少ないリソースを、どう割り振るかに毎月頭を悩ませています。ま、お陰様で一人暮らしとかしたときに、変に苦労しないで済みそうですが。でもお陰で、貯金に頭を回せないので、モテそうにはありませんね。そもそも最近モテたいとすら考えなくなりましたが。いや昔からないな、そういうの。好きな人にいかに振り向いてもらうか、みたいな事はよく考えてましたけど。

そんなここ最近は、ゲームクリエイター桜井政博さんのファミ通で連載していたコラム本の電子版を買って、暇あればちょくちょく読んでます。

このブログを開設するよりも昔の頃は、そういうゲームの月刊誌をたまに買ってたりもしたんですけど、もうこの十数年はそれとは縁遠い生活をしてました。ただ、コラムの連載が終了する、っていうタイミングで知って、いくつか公式の切り抜き記事を読んで、ちょっとハマったので、とりあえずページ数も多そうな『桜井政博のゲームについて思う事 2015-2019』の方を買いました。

長い本誌読者さんとかにしてみれば、「なんでそんなところから……」なんて言われそうですが、わいは大抵入る時はコスパを選んでます。何に対してもそうですけどね。amazarashiの時も、シングルやアルバムを買うより、ライブ映像を買ったのもそんな感じの理由だったし、そのファンクラブであるAPOLOGIES(もう何度と名前出してたけど、そんな説明したことあんまなかった気がする)に入る時も、その前に秋田ひろむが書いてたゲームコラム『ゲーム、再考』っていうのが面白くて、秋田ひろむのブログが読みたいからって入りました。そうして気が付けば会員4年目。ブログの更新頻度もすっかり減って、月一ぐらいになりましたが、未だ退会の兆しは見えません。

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しかし会員ステータス9年目の人っているのかな。9年ってことは、ファンクラブ始まってすぐ入ってる人たちだろうし、下手しい前バンド時代からのファンも居そう。ただ、このステータスが後から追加された、ってことは、少なからず居るんでしょうか。まだまだ新参のわいの目から見ても、秋田ひろむのインタビューを読んでも、歌う方向性は、昔とすっかり変わりました。

歌詞の書き方や言い回し、描き方は秋田ひろむのそれだけど、「死にてえ」みたいな感じのものではなくなりました。今は、そういう事を言って、もがき苦しんで、それでも戦ってきたからこそ見えた景色を歌ってる、それこそ『鴉と白鳥』みたいな、そういう歌が主流になってきました。そして、あんなに昔の曲が好きだったわいが、今や好きな曲トップ3を最近の曲が占める(『鴉と白鳥』『そういう人になりたいぜ』『境界線』)ようになったあたり、多分わいはずっとamazarashiを聴き続ける気がします。だからファンクラブも抜けない気がするし、また来年のライブも行きたい。

そう考えると、その人が書く歌詞、曲が好きだから聴き続けて、気が付きゃ10年目前になってた……なんていうAPOLOGIES会員9年選手のファンの方には純粋に素敵だなあ、と思います。そしてそういう人たちに聴かれ続けているamazarashi――秋田ひろむはすげえなあ、って改めて思います。

わいもクリエイターの端くれとして、長いファンを持つ、という事の大変さは身に染みて思い知ってるし、そういう意味でも尊敬する人です。もちろん、過去の偉人の発明とかも素晴らしいと思うし、昔は野口英世エジソンの伝記を好き好んで読んでましたけど、今『尊敬する人は?』って聞かれたら、わいは秋田ひろむって言いますね。そういう意味でも。

 

かなり話が逸れましたけど、桜井政博さんのコラムは、全ゲーマーが読むべきだと思います。わい達いちゲームプレイヤーにとって関係ない、と割り切れる話も多いですが、ああいう風にいちヘビーゲーマーで、かつ、ゲームクリエイターの人から、両側面で語られる媒体なんてそうそうないです。それに、あれを読めば最近のゲームで叩かれやすいポイント、例えば、バグとかゲームの最適化(重いとかそういう話)が上手くいってない理由とか、全貌は知れないにしても、大体分かりますよあれ。

わいもまだ『桜井政博のゲームについて思う事 2015-2019』の半分も読めてませんが、後ろに行くほど最近のゲームの話が多いし、とっつきやすいんじゃないでしょうか。おすすめです。

多少冬季鬱気味に、凹んだ時長引いたり、深く落ち込むことも多くなってきましたが、まだどうにかうまく付き合えています。去年と比べれば、これは本当に大きい収穫ですよ。思わぬ出会い……というか、再会もあったけど、本当にここ数年の中で割と良い年だったんじゃないでしょうか。とはいえ、あと一か月、何があるか分からないし、とりあえず今年は、石橋をめちゃくちゃ叩きながら渡ろうと思います。年末に笑って終われたら良いなあ、なんて思いますが、それはまた別のお話。

そんな感じで。また書きます。