意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

1.18 - 孤独前線からの撤退

多分スパン短いのも最後です。晴曇空です。

 

今日はずっと『鴉と白鳥』聴いてます。本当大好きな曲です。ずっと探してた求めてた温みに出会えたような、そんな感じです。

わいはいつもONKYOのイヤフォンは持ってないながら(来月アサルトリリィコラボモデルのワイヤレスイヤフォン来ますが)、ONKYOのHF Playerで歌詞表示しながら再生してるんですが、マジで歌詞が良い。サウンドもめちゃ良いし、割と真面目に「この曲に出会うためにamazarashi追いかけてきた」と言っても過言じゃないな、って思ってます。

良い曲どころの騒ぎじゃないっすよマジで。事件級にやべえ。インタビューの記事にも書いてましたが、『鴉と白鳥』っていう物に比喩して、反対の二人の表現がマジで良い。そして、やっぱり元相方と付き合ってた頃を思い出しちゃいますね。

あまり話したことはないんですけど、元相方とわいって、色々感性考え方とかはかなり似てるんですけど、それ以外が反対で。

わいはかなり自分勝手ですけど、向こうは人に尽くしたいタイプだし、特に当時のわいはその場の評価で進退決めてたけど、あっちは夢に向かって、ひたすらがむしゃらに努力するタイプなんですよ。最近喋ってて、そこは今でも変わってなくて、やっぱりすげえ、って思うんですけど、それ故に、邪魔してた昔の素行がめちゃくちゃ申し訳ないというか、謝っても謝りきれないんですけど。

けど、その付き合い始めた最初の頃を思い出すと、わいはそういう所に惹かれてたんですよ。正反対の価値観を持ってたから、一緒に居たら新しいこといっぱい知れるんじゃないか、って思って。結局、当時のわいはそれを受け止めきれなかった訳ですが。その事を思い出したというか。

 

話を戻して、歌詞的にもそんな二人が出会って、共感しあって、最後は「ここにいるべきじゃないよ、もっと相応しい場所があるよ」って離れてって。それでも、『鴉』は、最初夜通し自分の人生を恨んで罵る程だったのに、『白鳥』と一緒にいたおかげで、最後はそういう自分を誇りに思えるようになって。

『未来になれなかったあの夜に』の歌詞に「影こそ唯一光の理解者」ってあるように、『鴉』と『白鳥』という真逆の存在だからこそ理解出来る苦しみ痛みがあって、一緒にいたからこそ乗り越えられて、大切な存在だったけれども、別々の道を進む――秋田ひろむの言う通りラブソングですよ。そんな『鴉』と『白鳥』が、昔のわいと元相方の関係に重なって、心苦しくも、それでもずっと聴いてます。

 

書いてて泣きそうになってきた。なんでこういう曲書けるんでしょう、秋田ひろむは。ずるいですよこんなの。

色々あった今年一年、わいはわいで色々やってきて、悩みもしたし苦しかったし、それでもずっと続けてたら今の場所に来たこの一年の最後に、こんな曲出されたらもう泣くでしょ。

100以上書いてきた今年の記事の一個一個を知らない人からしたら、こんなのただ自分に酔ってる、って言われるかもしれないですけど、本気でここ数年の中で1番頑張って走って来ました。それの締めくくりがこの曲って、マジでもう、本当にずるいっすよこんなの。

創作やってて良かった。そしてamazarashi聴いててよかった。やっとここまで来たって感じです。

まだまだ進み続けるし、ここはまだゴールじゃないけど、ひとつ言えるとしたら、『鴉』のようにやっとわい自身を少しだけ誇れるようになりました。誰かの付加価値無しで。

小学生の頃、話聞いてくれた先生に「自分の存在意義って何ですかね」って聞いてから10年かかりました。思えばamazarashiも10周年。すごい偶然ですよね。

今年マジで出会うべくして出会った出会いが多すぎる。amazarashi以外でも、「これは」ってものに沢山出会いました。それこそアサルトリリィにGReeeeNの『ボクたちの電光石火』や『U R not alone』、PENGUIN RESEARCH神様、僕は気づいてしまったTHA BLUE HERBダニエル・パウターの『BAD DAY』……色んなコンテンツに救われました。

まあでも、今年はまだ1ヶ月半ありますし、最後まで頑張ります。けど、今夜ばかりは少し休んでも良いっすよね。ずっと――10年間孤独前線で張り続けて、やっと一区切りついたんで。

とりあえず、本当にありがとう、秋田ひろむ、そして元相方。きっとこの二人に出会わなかったら、今日っていう今日はマジでなかったです。元相方にとっては、多分出会いたくなかった人だと思うし、今でも早々に縁切りたいんだろうな、って思ってますけど、わいにとっては本当に恩人です。誰よりも。

それに、今年応援してくれてた友人たちや、読者の人たち。この人たちもいなかったら、アサルトリリィ二次創作なんて一年やってなかったと思うんで。忘れちゃいけないすよ。あとは、昔出会った、心配してくれた人や協力したり、叱ってくれたりした人たちにも。

 

なんの話しだっけ。

『鴉と白鳥』。わいの10年の苦労のエンディングテーマには、あまりに綺麗すぎるけど、でもこれ以上ない曲です。出会えてよかった。大好きです。

また明日から心機一転頑張ります。創作も、毎日も。欠点を抱えたわいをもう少し認められるように。やっぱり秋田ひろむのような人になりたいです。わいも、誰かの心に残る作品を作りたいです。そのためにも。

 

お疲れ様でした。

また書きます。