意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

11.25

気がついたらもう11月末です。晴曇空です。

 

最近ちょっと小説活動が行き詰ってるんで、他になんかないかな、と思って、某振り下ろし音ゲー(CH〇NITHM)を模したエミュレータを入れて、もそもそ譜面作ったりしてました。キーボードだと、ろくに遊べたもんじゃないので。

いやー、大変っすね。最初こそ音ハメを狙って、ノーツ(叩く部分)を置いたりするのが楽しかったんですが、それもちょっとズレてたりするし、本家宜しく、ちょっとホールド(押し続ける部分)で凝った演出作ろうとすると、えらい大変。まあ出来た時の謎の達成感はありますけど、譜面制作者さんってすげえんだな、って思いました。マジですごい。ずっとやってる訳じゃないんですけど、3日かけてもまだ1サビまでいかない。まあちみちみやります。

 

でも、こういう、普段あまり触れない部分の制作をやってみると、いかにわい達、受け取る側が何も知らないんだな、って思わされますね。

わいは生憎、音楽は作れないのであれですが、音楽もさっきの音ゲーの譜面も、ゲームも、小説や漫画、イラストも、受け取り手側の思ってるよりも何十倍の時間と労力がかかってるんだなって。

それなのに、受け取り手側が勝手に点数化したりなんだりして、あれこれ文句の声ばかり大きいから、そりゃあ作り手も減りますよ。新しく始める人ばかり目につくから、そんな訳ないと思うけど、実際は多分減ってるんだろうなあ、と思います。

なんだってそう。ポジティブな感想なんて全然来ないすよ。現に、それが嫌になって創作やめてたのが、去年だとか一昨年のわいなんで。Twitterとかでたまに「作家に感想を!!」って見るけど、結局それでも、感想を言ってくれる人は少ないままです。

逆に言えば、我々作家は、そういう感想を言ってくれるファンを、一番大事にしなきゃないんじゃないかな、ってわいは思います。

もちろん、感想は言わないけど、応援してくれてる人もいるだろうし、その人達も大事にしなきゃならないですけど、作家のモチベーションに直結するのは、そういう感想を言ってくれるファンが大きいので。

だからわいは、そういう人に同人誌配り歩いてるわけですけど。なかなか不平等だと思うけど、わいにとってそういう人たちのウェイトはめちゃくちゃ重いので。現にそれで救われた事も、今年は沢山あったし。

 

それでもやっぱり、ずっとこう、そればっかり考えてると疲れちゃったり、自分がやりたい事が何か分からなくなってくるもんで、だから最近は敢えて独りになる事を選んでる気がします。まあ元々友達いないし、アサリリ二次創作界隈でも、居場所なんてなかったし。でも、だからと言って嫌になってるわけでもなくって。

アサリリ二次創作を始めた時、良い話を書いてやろう、って言う気で書きまくってたのは、結局独りだったからで、その結果として、応援してくれている方が増えた訳です。多少意図してやってた部分――例えば更新頻度早めで、内容も濃い作品を書くとか――はありましたけど、それでも想像もしなかった人達に、読んでもらったり、応援してもらったりしました。そのおかげで、艦船擬人化以前まで燻ってた、劣等感やなかった自己肯定出来る要素になってくれたので、色々言ってきましたけど、得た物は多かったです。寧ろ、今年は減る物が少ない年でした。

ただまあ、さすがにハイペースで一年も書いてれば、それなりに初期衝動、中期衝動も落ち着いてきて、さすがにちょっと落ち気味にはなりましたね。ネタはあれど、心の底から「書きたい!」って思える話がない時期になりました。だから、今は離れるべき時期なんだろうなあ、って思ってるのが実情です。

とは言いつつ、新しい仕掛けも考えてるぐらいには、続ける気はあるし、だからと言って何もしないとただ落ちてくだけなので、それもあって、艦船擬人化創作に力を入れてます。元々アサルトリリィと親和性高い、って思ってたし、やっぱりちゃんと形にしときたいコンテンツなので。評価されなかったとしても。

あとはやっぱり、アサリリ二次創作やってたから、っていうのもあって、めちゃくちゃ良い話が書けたのもでかいですね。まだまだ思い描いてるレベルの作品ではないですが、それでも良い話だと思えるものは出来てます。それに、ちょっとだけ応援してくれている方もいるし。

 

っていう話を書いてて、昔からの読者の方は分かってもらえると思うんですけど、本気で創作に対しての書くこと変わりましたよね。向き合い方というか。あんだけ辞めたいって言ってたのに。

秋田ひろむが『独白』の中でも言ってますが、多分これが『一行は無理でも十万行』を費やして、『一日は無理でも十年を経た(と言ってもわいは一年ですけど)』先が、多分今日なんですよ。人間として変わってないところは、まだまだ多いけど。

 

前回の記事でも書いたけど、やっぱり去年とかのわいとは、ちょっと違う気がします。今でもたまに鬱くもなるし、色々考えすぎて動悸が早くなったりもしますけど。でもちょっと余裕は出来ましたね。

あとは、アサルトリリィのソシャゲのギルドメンツの中の二人には、最近よく助けて貰ってます。不甲斐ないリーダーで申し訳ないな、って思うけど、それでも真正面から話聞いてくれる人達なので、本当ありがたいです。ありがとうございます。

そんな感じで、まだ振り返るにはちょっと早いけど、それでも今年は色んな人に助けてもらいました。そういう人たちには感謝しなきゃですね。あとは、なんだかんだたまに話してくれる元相方とか。あの人には多分一生頭上がらない気がする。一生かけて感謝しなきゃいけない人です。さすがに怒られそうだけど。

 

そんなことをつらつら思ってました。今でも『鴉と白鳥』ずっと聴いてます。今日は最後にその歌詞貼って寝ます。

所在変われど僕は変わらず僕である この羽根と等しく
そんな僕を僕は誇るよ

 

この羽根が黒く 忌まわしくはためくのは
僕が僕である痛みに羽ばたくから
声が酷く耳障りなのは
憎たらしい人生を 未だに罵り続けるから

- amazarashi『鴉と白鳥』

鴉と白鳥

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  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255

 

わいは相変わらずわいだけど、わいはわいなりに頑張ります。皆さんもどうかお気をつけて。

 

また書きます。