意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

8.9 - アサルトリリィオンリーに参加しました

どうも。晴曇空です。

 

このご時世ではありますが、東京にて行われた、アサルトリリィオンリーイベント『惹き合う運命 4th』に参加してきました。イベントに参加するのは、2019年末の冬コミ以来です。

2019年の冬コミは、一緒に出ていた絵描きさんの本がグッズは売れるけど、わいのやつは一向に売れず、無理やり「良い刺激になった」なんて、当時にブログに書いてましたが、今振り返れば本当に自棄になってました。

 

それから2年。風景も変わって、方方行ったり来たりを繰り返しておりましたが、イベント直前クソ忙しくて、新刊が出せず、既刊に書き下ろしを二編入れた準新刊になってしまいましたが、なんとか入稿しました。

それで、その二年前のことや、艦これ時代も、最後はそんなに部数が出なかったので、今回はイベントの規模や、表紙にキャラクターがいない等々の理由から、弱気に10部刷ったんですけど、開場してものの15分で完売しました。

 

マジで?

 

相変わらず小説だし、それほどメジャーではないカップリングの本だったんですけど、ものの15分で完売しました。一緒に持って言っていた、没作品とかを書きなぐった、20部ぐらいのルーズリーフの無料頒布物も名刺、あっという間になくなって、開場一時間後には、すっからかんで、売り子のいつもの友人と顔を見合わせてました。「マジか」と。

わいも彼も、同人畑の小説界隈の厳しさは知ってますし、だからこその控えめ部数でしたが、正直もっと刷れば良かったな、と後悔しました。そう思ったのは、正味初めてです。無くなったあとも、完売のお知らせを見て、「マジか」って感じの方も多くて、本当に申し訳なかったです。

さすがに完売するのが早すぎたので、再販をかける予定ですので、Twitterなどなどチェックして頂ければと思います。

 

いやでも、本当にぽかんとしてます。初めて同人誌を作った時に、初日で完売した程度で、そこからゆるゆると在庫を抱えるようになっていたのに、そんな事があるもんなんだな、と、茫然としています。

正直、人より才能はないし、人間関係を築くのも、人と話すのも苦手だし、だからどこか諦めていたわいにとって、本当に大きな出来事でした。

イベントが終わったあと、友人と飯を食ってた時、冗談半分で「次20部刷って即完したら」なんて話をしてましたが、まあそうそう簡単に出来るもんじゃないし、そうするには、もっと応援したい、「この人の話好きだから欲しい」って思わせるような作品を書くのが大切だと思いますんで、今後もしっかりとしたもんを書いていきたいと、改めて襟を正しました。

 

というか、今日、そういう人いたのかな。いたら嬉しいな。物書きっていうものの手前、感想とかは貰いにくいし、パッと見ただけでは善し悪しが分からなかったりで、自分の手応えはあっても、フィードバックはあまりないので、そういう人がいて、買えたなら良かったです。買えてなかったら、本当に申し訳ない。再販をお待ち下さい。

 

いやーでも、そういうことってあるもんだな。なんだかまだ実感がわかないです。けど、また今日みたいな景色を見るために、もっと「この人の作品良いな」って思って貰えるような、そんな作品を書けるように頑張ります。

 

あと、個人的にライバル視してた人が挨拶しに来てくれて、普通にいい人で驚いた。やっぱり人柄って作品に出るんだなあって。だからこそ、あそこまで評価されてるんだ、って思うと、ちょっと凹んだりしたんですが、それはそれとして、わいは、わいだからこそ書ける言葉や物語があるのを知ってるんで、それを武器に戦うだけです。

別に、その人を蹴落としたいとかじゃないですけど、いつか「こんなことやってても無駄だ」って泣いたわい自身に、「ほら見たろ」って言ってやるための起爆剤にはしようと思います。

つい最近、艦船擬人化創作のネタを作ってて、それが一番上手く反映出来そうなもんができたので、より一層それがいい物になるように、諸々手を抜かずやっていこうと思います。頑張ろ。

 

また書きます。