意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

12.11 - amazarashi Live Tour 2023 『永遠市』 国際フォーラム公演の感想とか

空です。久しぶりに携帯から更新。

 

先日のガーデンシアター公演から半月。『七号線ロストボーイズ』ツアーでは延期で叶わなかった、国際フォーラムでの追加公演でした。

国際フォーラム、って場所自体も、どこかで書いた気もするけど、佐野元春が大体ライブで使ってるハコで、親は多分行ったことあるんだけど、わいはなくって(もしくは小さ過ぎて覚えてない)、行ってみたかった場所の一つでした。だから、自分の大好きなバンドをそこで見れるって言うのは、何となく自分にとっては特別な楽しみがあって、だからこそ『ロストボーイズ』ツアーで延期になって場所が変わってしまったのがすごく残念で。絶対に行きたいと思って今回だったので、行かない理由はありませんでした。

 

またも深夜バスで、日中は小さい頃の自分の足取りを追うように、ビックサイトから未来館まで、約15kmぐらいを歩き(朝は朝で東京駅からうっかり東京タワー付近まで歩いた)、いつものように寝不足ながらの参戦。またも一階席の前っ側でした。

というか、国際フォーラムの音はやっぱり違かった。ガーデンシアターも良い音だけど、国際フォーラムの方は音に厚みがある気がして、この前よりもベースの音が力強かった。

細々した感想はこの前書いた通り(https://seikagezora.hateblo.jp/entry/2023/11/26/015915)です。今回は割とずっと秋田ひろむを目で追いかけてました。ファイナルとあってか、いつも以上にアグレッシブにギター弾いててかっこよかった。

でもやっぱり「無題」と最後の「アンチノミー」は涙が出てしまった。特に「アンチノミー」はこの前以上に力強くて、ただただ良かった。これからもライブでやって欲しい曲だし、やっぱりNieRによく似合う。

「美しき思い出」もCHAMELEON LIFEの『東京』のジャケ写を使ってくるのはずるい。

 

MCも「やりたいことが見つかった」って言ってて、それが今まで通り、曲を作って歌うことだと改めて思えたのなら、いちリスナーとしてそれ以上に嬉しいことはないです。そして、曲調はどうあれ、「負け組の歌だ」と言われた曲たちが、こうして歌われて、力強く誰かの背中を押しているのだから、やっぱりamazarashiはロックバンドだち思わせてくれました。

隣に座ってた人と喋ってて、今までのライブの中で指折りで良かったって話をしてたぐらいの良いライブでした。そういうツアーに2回も参加出来たのは本当に運が良かったし、5年間追いかけてて良かったです。

 

来年、もしくは再来年、またアルバムが出たりして、ツアーがあったら、また2回ぐらい行きたい。

毎年「一生聴いてるんだろうな」と思わせてくれるバンドに出会えて本当に良かった、と改めて思いました。って思うのも、これで5度目。

 

またそんなシーンに出会えるように、わいも生き延びます。また。