意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

5.31

気が付けば今月ももう終わりますね。晴曇空です。

 

いやあ今月はずっと創作詰めでした。元々出す予定の同人誌に加えて、もう一冊出すって決めちゃったもんだから、もう休む暇が無くて。お陰で鬱くなったりしましたけど、とりあえず一冊出来ました。また告知します。

 

それにしても、ずっとアウトプットしてると、文が書けなくなるもんですね。「なんかこの表現あんまりだなあ」なんつって。

そもそも下書き段階でそれやってるんで、全然進まない事も多々ありましたが、とりあえず完成させれて良かった。でももう一冊やんなきゃないので、来月もそんな変わらなさそうです。

 

その片隅で、またちょっと色々と考え事を。この前出した詩集を読み直してから、今の創作ってなんなんだろうって思って。

amazarashi的に言えば、間違いなく『世界を恨む時代』は終わったと思うんですけど、だからと言って、『世界に迎合する』って言う気ではなくって。今こうして書いて思ったのは、『世界を認める』作業が、今の創作なのかなって思ったりして。amazarashiの曲で言うところの『アポロジー』あたりっすかね。

アポロジー

アポロジー

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255

 

「ごめんなさい」はいっぱい言ったし、その数だけ反省してきたけど、結局出来損ないの人間なんで、何十回と同じ過ちをしてしまって今に至ってます。まあこのブログの長い読書さんなら、分かってると思うんですけど。

「そういう奴だから書ける言葉を」って最近は抗って来ましたけど、でも抗ってるって事は、どっかでまだ、この世界のことを認められてないんですよね。多分。

で、抗うって事は体力を使うんですよ。それにもういい加減疲れてきたっていうか、ボロボロになってきちゃったなあ……って思うことが増えてきました。

昨秋の出来事があって、いや正確にはもうちょっと前から、一人ぼっちで精神をすり減らして来ましたけど、さすがにもう一旦立ち止まりたい。誰かに思いっきり抱きしめて欲しい。「頑張ったね」って言ってほしい。

けど、それはわいにとっては贅沢な悩みなんで、結局届きそうもない未来に夢見て、勝手に苦しくなってる最近です。

 

そういう経験を元にして、近日頒布する同人誌を書いてました。そのせいか、今回の同人誌、結構抱きしめてる描写が多いんですけど、今思えばそういう心理も働いてるのかな、とかとか。

 

ともあれ、誰か友達でも大切な人とか、彼氏でも彼女でも、旦那さんでも奥さんでもいる人は、たまには抱きしめてあげてください。

これは別に「愛を育め」ってことじゃなくて、本当に誰かの体温って安心するんですよ。経験談なんですけど。

こんな精神をすり減らして生活しなきゃいけない現代において、多分薬以上の特効薬だと思うんです。特に今のわいみたいに、精神がささくれだって仕方ない人は、泣くほど安心すると思うんです。

このコロナ禍でそういう事を言うなよ、って思う方いると思うんですけど、別にそこまでの親しい間柄で気にしてたら、本当に死ぬんじゃないかなあって思います。県境を越えて旅行行くんだったら、別になあ……って思ったり。まあ、もちろん最低限対策は必要ですけども。

 

っていう後ろ書きも、いつまで書かなきゃならないんでしょうね。最早マスクをしなくて良かった時代が、まるでフィクションだったかのように思い始めてきました。

というか、このコロナ禍で育ってる小さい子達にとっては、本当にフィクションですよね。何も気にせず遠足や給食や、友達と遊ぶ事なんて、わい達にとっては「昔の話」ですけど、今の子達にとっては、マスク無しで遊ぶ事自体が、フィクションじゃないですか。本当に嫌になりますね。そう考えると、この世の中って本当に理不尽だなって思います。そう考えると、わいがこの世界と迎合するのは、当分先の先なんだろうなぁ……。とかとか。

 

『明日なき未来』って言う言葉は、わいが昔から良く創作で使ってますけど、本当に最近そうなってきましたね。なんだかわいが描いてた未来が、段々現実になり始めてきていて、本当に「ふざけんな」って思います。わいが描いてた自分の人生は、これっぽっちもその通りにならないくせに。

もしこの世界がわいのシナリオ通りに進むなら、来年はマスク無しで外歩いて、わい達が望んでいる『いつもの生活』って言うのが戻ってると良いなあって思います。わいの命と引き替えに。

どうせこの先、生きてたって、好いてくれる人はいなければ、抱きしめてくれる人だっていないでしょうし、それなら、そういう事ぐらい望んだって良いでしょう。でも多分世界にも嫌われてるんで、それも叶わない夢なんだろうなって、そう思います。

 

おやすみなさい。