意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

11.1.0

空です。

 

気が付けばもう11月ですね。明日は仕事がどうなるか決まる病院の日です。遠い感じがしてたんですが、ぼーっとしてたら月日が過ぎてました。

何もかも宙ぶらりんなままですが、とりあえず明日で地に足つけます。色んな人から色んな考えを聞いたけど、わいがわいらしく生きれるような選択をしようと思います。明日からは寝てばっかじゃいられなくなりますね。程々に頑張ります。

 

何にも変わらない日々です。何も変わらないことが一番良いって、昔から思ってました。

何も変わらなかったなら、わいは今でも函館にいるんでしょうか。親父と母親、ばあちゃんとあの一軒家にまだ住んでたのでしょうか。それとも、わいは仕事かなんかで、一人暮らししてたのでしょうか。

でも実際は目まぐるしく変わっていきました。当たり前だと思ってた幸せが消えて、親父と母さんが離婚するってんで、わいが好きなものをこぞって取り上げられて。そしてそれはもう永遠に戻らなくて。

わいの選択で静岡に越してきて、高校に入って、色んなクラスメイトがいて、それでも笑って、予期しなかった一時の幸せを経験して。それでいて、人間としてどうなのか、ってとこまで堕落して、自尊心も何も失くして。

死んだ目をして生きてたら、ふと母親のように温かくて優しい人に出会って、死ぬほど迷惑かけたし怒らせたけど、それでも向き合い続けてくれた人と出会って、そして別れて泣いて後悔して。

そこから「今に見てろ」と走り出した旅路で、きっと塞ぎ込んでたら見られなかった一瞬の綺麗な風景を見て、やってたことは正しかったんだと思い知って、そしてその風景も過ぎ去って暗んで。

自分の将来を考えなきゃいけない時期に来て、思うように行かずに悩んで、なんだかんだ掻き分けた場所に辿り着いても、そう長く入れずに転げ落ちて。

振り返れば結局、上がっては落ちての繰り返しでした。けど、落ちた先には必ず光はありました。

それは歌詞や創作物で得たものじゃなくって、経験談です。何よりも、わいのここまでの日々がそれを証明してくれました。

そして、amazarashiの歌詞や、ここまでの道中で出会った創作物や、支えてくれた人達が、その証明をより強固なものにしてくれました。きっと今はまたあの日のようなどん底にいるんでしょうが、不思議とそんなに塞ぎ込まずにいます。

明日でまたわいは選択することになると思います。その選択でまた悩んだりする日々が続くかもしれないし、それが一生モンのものになるかもしれません。

わいは人より笑顔で居れないけど。何もかも上手くいかないし、劣ってばかりだけど、そういうわいだから見える世界を探そう、と。そういうわいだから言える言葉を探そうと、この前のamazarashiのライブを見て思いました。

ミスった時こそ涼しい顔 伺うんじゃなく睨みつけろ 
ここぞという時にペダルを踏め 鬱屈も増幅すればアートたり得る
幾度挫けて身の丈を知って でも「ひょっとしたら」が「もう一度」と急かす 
人生変える何かにも始まりはある それが今日じゃ駄目な理由は一つもない

 

amazarashi - アオモリオルタナティブ

誰がなんと言おうと、これはわいの人生で、これから先の白紙を描くのはわいで。

最早もう綺麗な絵は描けないから、せめてわいが気に入る作品を作ろうと思います。それが自分にとっての「1」になるなら、いつか笑って終えるなら、そのために生きようと思います。

 

そう言えるようになったのは、ずっと気にかけてくれてた元相方と、その等身大の生き様を歌い続けてくれた秋田ひろむのおかげです。本当に出会えてよかった。それだけでも生きた価値があったと思えます。

虚実を切り裂いて 蒼天を仰いで 飛び立った永久
空に歌えば 後悔も否応無く
必然 必然 なるべくしてなる未来だ それ故、足掻け


蜃気楼 涙の川を漕ぎ出して 幾星霜
さよなら 行かざるを得ない 何を失ったとて

忘れない 悔しさも 屈辱も 
胸に飾って

虚実を切り裂いて 蒼天を仰いで 飛び立った永久
空に歌えば 後悔も否応無く
必然 必然 断ち切るには眩し過ぎた 未来へ、足掻け

人を傷つけずには 本懐は遂げられず
失って構わないと思える 理想が道しるべ

笑うなら 笑ってよ 嘲笑も
道連れにして

あの日の君の声 言いたかった事 言えなかった事
空に歌えば 後悔を振り切って
必然 必然 投げ出すには背負いすぎた それ故、足掻け

 

amazarashi - 空に歌えば

考えると考えるほど、この前のライブのセットリストは秋田ひろむの人生であり、そしてわいのこれからを指し示すようなライブだったと思います。

わいはわいのやり方で、いつか自分を笑い返す為にも創作はやめられないです。またいつか誰にも読まれない時代が来ても。

あんなに後ろ向きに捉えていたamazarashiの歌詞も、最近は段々とその意味を噛み締められるようになってきました。

来る所まで来たって感じがします。くたばるにはまだ早いです。

苦悩は一陣の驟雨となりて 行かすものかと足にすがる嘲笑の泥濘
雨雲に幽閉 隔離された空 捕縛された暗がりからの逃走
掴んだものはすぐにすり抜けた 信じたものは呆気なく過ぎ去った
それでも、それらが残していった、この温みだけで この人生は生きるに値する
失意の濁流を抜けて 曇天から射す一条の光
その時、既にもう 雨は上がっていた

 

虚実を切り裂いて 蒼天を仰いで 飛び立った永久
空に歌えば
あの日なにか叫んでた君の声 言いたかった事 言えなかった事
空に歌えば 後悔も連れ立って
必然 必然 終わらすには失くしすぎた それ故、足掻け
有限 有限 残り僅かな未来だ それ故、足掻け

 

amazarashi - 空に歌えば

残り僅かな未来だ、それ故、足掻け。

それでも笑えないのもまた、わいらしいなと思います。

 

また書きます。

 

アオモリオルタナティブ

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空に歌えば

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あれから色々あったけど こちらは変わらずにいます いつも手紙感謝します
少なくともあなたは1です 僕にとってあなたは1です
窓越し木々からまだらな陽光 季節はほとほとせっかちで 酷く焦ってしまうもので
時間は平等と言いますが 平等ほど残酷なものはないですね

 

世界に望み託す人には 世界は薄情に見えるものです
どうだっていいか

 

ほんとのとこ後悔ばっかりで 今日も眠れない夜が来て
悔やんでも悔やみきれず 成仏できない想いが
真っ黒な夜に成りすまし 真っ黒に塗りつぶす空に
一粒の星明りだって 見当たらない街の底で

 

それでもしがみ付く光を 生きていく為の言い訳を
死んではいけない理由を 悲しむ家族の顔とか
掴みたかった憧れとか 希望と呼べる微かなもの
見つかりますように 見つかりますように

 

悲観とは未来にするもので そう考えると悲観してるだけましだと思いませんか
「どうにかなるさ」という言葉は 他人ではなく自分に使うものです

 

他人に期待する人には 他人は無情に見えるものです
勝手にしてくれ

 

季節外れの海水浴場にて 寄せては返す過去と未来
出会いと別れ、光と陰 そんなものと遠く離れて
ただ息をしてたいだけなのに 涙がこぼれそうになって
もう無理かもなって もう無理かもなって

 

それでも逃げ出せない因果を かつての嘲笑も罵倒も
後ろ指差されたこととか 全部帳消しにできるもの 
嵐でも折れない旗の様に 絶対的に誇れるものが 
見つかりますように 見つかりますように

 

友達も学校も 家族も社会も 恋人も 世界との繋がりが煩わしかった
僕らを縛り付けていた無数の糸は 繋ぎ止める為のものだった この世界へと

 

きっと0か1でしかなくて その間に海原が広がり
泳ぎきれずに藻掻いている 生きたがりの亡霊たちが
凍える心に声も無く 消えたい願いすら叶わず
死にたいなんてうそぶいたって 対岸の灯が眩しくて

 

それでも逃げ込める居場所を あなたを呼び止める声を
もうここで死んだっていいって 心底思える夜とか
報われた日の朝とか あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

 

「どうにかなるさ」って言える あなたにとっての1が
見つかりますように 見つかりますように

1.0

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どうにかなるさ

 

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