暗闇に安座して思い耽る
手に届かないような空想に手を伸ばす
たらればが静寂を埋めて
逃げられない現実が音もなく近付き
他人を責め切れない自身を傷付けて
誰にも知られない涙を流して
誰も知らないからこそ僕はただ最低な奴で
そんな奴の側にいる人なんかなくて
そう言い聞かせてるのは自分だと気付けずに
今日もまた最悪な朝が始まって
素通りする笑い声に虚しくなって
きっと道半ばで立ち尽くす未来が見えて
そんな自分をまた嫌いになって
それを話せる人もいなくって
いつしか暗闇だけが友達で
そんな夜を幾べんも過ごして
そんな夜を今更肯定できる訳もない
そんな自分を認められる訳もない
だからずっと引きこもっていたいのだ
もう逃げられるのはここしかないのだから