意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

1.20 - 主観的amazarashi入門おすすめ三選

晴曇空です。今回は、2021年版、「今からamazarashiを聴くなら、これを聴け!!」をテーマにやっていきたいと思います。


1.『MESSAGE BOTTLE』
2017年に出た、amazarashiのベストアルバムです。
「光、再考」から始まって、ゲーム『NieR:Automata』のコラボ曲の「命にふさわしい」、ドラマの主題歌にもなった「ヒーロー」や、インディーズデビューの時の曲「つじつま合わせに生まれた僕等」の再録まで、26曲収録。
曲順もリリース順だから、2017年までのamazarashiを一通り追うには、これ以上のものはないし、これで4000円って言うんですから、お勧めしない訳がないでしょう。「最近ちょっとamazarashi気になってるんだよね」、っていう人にとっては、最近のと多少毛色が違うから、戸惑うかもしれませんが、どこかしらで刺さるものがあると思います。ネットで歌詞を調べて、それを見ながら聴いてみてください。これが初めてならば、きっと涙が出ていることでしょう。

メッセージボトル

メッセージボトル

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2.『ボイコット』
2020年、コロナ禍直前に出たアルバムです。
ここ最近のamazarashiが気になっているのなら、もしかしたらこちらがおすすめかもしれません。どこから入っても問題ありません。
一曲目の「拒否オロジー」で、秋田ひろむの言葉のマシンガンを身に浴びてください。その後に続く「とどめを刺して」で、夜逃げするような興奮を覚えながら、amazarashiの世界に踏み出してください。
秋田ひろむらしい言葉で綴られたそれぞれを聴いて、最後に来る「独白」で圧倒されて下さい。
「なんだこれは、ヤバい所に足を踏み入れてしまったのでは」と圧倒されてやってくるのは、「未来になれなかったあの夜に」で、自分の道を振り返ってみてください。誰にも言えなかった思いが呼び起こされて、辛くなるかもしれません。
そうして、最後の「そういう人になりたいぜ」で、温かい気持ちになってください。最近のamazarashiを象徴するアルバムのような気がします。

 

3.『0.7』
これはアルバムではありませんが、唯一iTunesとかで配信されている、amazarashiのライブ映像です。
デビューしてまだ間もない頃のライブのものですが、amazarashiを何も知らなかったわいが見て、稲妻に打たれたかのような衝撃を受けた映像作品です。むしろ、上の二枚を聴くよりも、知らないうちに見た方が良いかもしれません。
口パクと見紛うような安定感がありつつも、ライブ独特のライブ表現と、これでもかという迫力は、見る者を圧倒するでしょう。そしてこういいたくなるはずです。「これがamazarashi」かと。
「暗い歌」だけで片付けられない、amazarashiのすべてがそこにあります。まさに必見。

amazarashi:0.7

 

しかし、ちょっと待ってください。ここまで書いておいてなんですが、ファンクラブ限定のブログとかを見る限り、3月か4月にニューアルバムが来るような気がします。もしあなたが、アニメ『86』のOPから入ってきたのであれば、間違いなく次のアルバムには入るでしょうし、それを買うのもありかもしれません。

どれにせよ、どこから入っても『遅い』という事はないアーティストです。必ずや、どれかの曲が、あなた自身に支えになることしょう。一見危ない宗教にも見えますが、『言葉』には、それだけの力があると、わいは教えてもらいました。

 

そんな感じで。また書きます。