意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

3.23

ちょっと色々と思うことがあったんで。晴曇空です。

 

ウォッチドッグス

新作ではないんですが、昔書いた同人誌の再録を上げました。多分わいの今までの作品の中で、報われなかった作品です。

色々と事情があって、もう再販もする気も無かったんですけど、いつも喋っている友人にガチトーンで「読みたい」って言われて、原本を探したら出てきたんで、そいつに送るついでにPixivにも上げました。

手っ取り早く言えば、艦船擬人化創作です。ただ、僕は何回か言ってますが、艦船擬人化はアサルトリリィの二次創作の元になったような話が多いので、わいのアサルトリリィの二次創作が好きな方には、是非読んで欲しいんですよ。

もちろん合う合わないがあると思うんで、読まない、という選択肢ももちろんあるとは思っていますし、別に読まないからと言って、今後のアサルトリリィの二次創作になんか関係するのか、って言ったらしないんですけど。

 

この『ウォッチドッグス』は二年前に、コミケに出る為に作った同人誌です。そんで、その時にしっかりと、全編書いて出したかったんですけど、その頃にはもう創作をする気力がなかったのもあって、結局大事な部分だけ収録した短編集になってしまった、っていう作品です。はっきりと言うなら、「未完成のまま出した同人誌」です。ちなみに、そのコミケでは中堅の絵師さんと出たんですが、その方のグッズは売れても、わいの本は1冊しか売れませんでした。まあそれは中堅の絵師さんが悪い訳でもなんでもなく、わいの知名度が無かったってのが、一番の原因ですね。

そして、この話は元々Privatterや小説家になろうとかで連載していたんですけど、知り合いも含め、ほぼ誰にも読まれなかった作品でもあります。かなりの熱量で書いていただけに、その事実は当時のわいには本当に苦しかったんです。

そう言う意味でも、この『ウォッチドッグス』は、報われなかった作品なんです。

 

それから二年後、まさかこんな形で、こうして投稿することになるとは思いませんでした。多分友人にこの話をしなかったら、きっともう二度とこの本は世に出ることは無かったと思います。少なくとも、リメイクはしても、その原本を上げることは無かったです。

 

まあ多分今上げても、読まれることもなければ、評価されることもないと思いますが、それでもこの作品はわいにとっては、色んな意味で大切なもんです。一番は「読みてえ」って言ってくれた友人が気に入ってくれれば、もうそれに越した事はないですが、また他の誰かが気に入ってくれるのなら、少なくともこの作品が生まれた意味はあったのかな、そう思います。そう言う意味の再録です。

 

読むか読まないかは、この記事を読んでくださった方の自由ですが、良ければ読んで、そして気に入ってくれたのなら、ブックマークしてくれると嬉しいです。もう再販することはない作品ですが、そうして頂ければ、当時のわいも、この作品も報われると思います。何卒。