闇夜からこんばんわ、晴曇空です。
いやあ、来ましたね。amazarashiの新アルバム「ボイコット」から二曲。ラジオにて先行公開の『帰ってこいよ』、そして今し方配信開始された『とどめを刺して』。今回はその話です。どっちもヤバい。
まず『帰ってこいよ』のほう。この曲の存在は、APOLOGIESの会員の皆々様は以前から知っていたんじゃないかと思うんですが、5年越しの収録になりましたね。こういう曲調とは思わなかった。めちゃくちゃ好き。
雰囲気的には『リタ』とか『ライフイズビューティフル』に近いかも。だけど、この2曲以上に応援歌ですねこれ。歌ってる場所は、秋田ひろむの故郷の横浜町のことでしょうか。
「夢を叶えるまで帰ってくるか」みたいな曲が多い昨今、「帰ってこいよ/何かを成し遂げるとも/成し遂げずとも」って言う所が、秋田ひろむらしい温かさがあるなあと思ったり。曲調も温かいしね。
そして『とどめを刺して』。
まずすごい壮大なイントロでびっくり。歌詞はどことなく『虚無病』と『逃避行』を足して2で割ったような、そんな感じ。
ただなんとなくラストの終わり方は、『自虐家のアリー』のような感じですよね。ぼやかして終わってるあたりが特に。考えすぎでしょうかね。
しかし、この2曲聞いただけで、もう今回の「ボイコット」、神アルバムを確信しました。いや、マジでこれはやべえ。
あとTwitterでちらと見た『今回のアルバムは、amazarashiとしてではなく、「あまざらし」としての原点回帰』っていうツイート、確かにその通りかもなと思いました。
amazarashiの初期曲の様な暗さは、最近はなくなってしまったけれども、でも、そういう道を歩んできた人だからこそ言える言葉を、今でも紡いでくれてる気がします。流石秋田ひろむと言うべきか、やっぱりブレないな。安心した。
さて、コロナも最近大変で、直近のイベントも全部中止になってしまってますが、どうかamazarashiのライブツアーが予定通り開催されますように。絶対生でこのアルバム聴きたい。どうか。
皆様もお身体には気をつけて。晴曇空でした。また書きます。