意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

4.17

創作の手が進まない時期です。今回のスランプも、いつもみたいに長引きそうです。

 

amazarashiの新しいアルバムが出てからと言うもの、ずっと聴いてるんですが、やっぱすごく良いです。『1.0』もそうでしたけど、『ロストボーイズ』や『空白の車窓から』も良いし、『感情道路七号線』や『火種』も、バッキバキのギターロックで良い感じ。歌詞は言わずもがな。

今までかつて、アルバム一枚で、こんなに刺さる曲が見つかることなんて無かったので、今のamazarashiがわいは一番好きなのかもしれません。「過去を肯定して、前に進む」っていう事がどういうことなのか、まざまざと見せつけられている感じがします。本当に大好きなアルバムです。

1.0

1.0

火種

火種

  • amazarashi
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

わいも、色々と企んでいる事はあるんですけど、思ったように手が進まない今日この頃です。別に創作したくない、とか、そういう感じではないんですけど、物語をアウトプット出来ない、そんな時期です。

言っても、そういう時期は今まで何度もあったし、時間はかかってもいつかは脱してきたので、今は準備を進める段階なんかな、と思います。ただ、創作したくない、とは違う意味で、疲れているような気もします。小説を書く、っていう行為について。なので、最近はiPadで絵ばっかり描いてます。

こんな絵を描いてるのもいつぶりでしょうかね。艦船擬人化をやってた頃は、キャラ絵を一生懸命描いてましたけど、今描いてるような、多少物語性のある絵は、多分中3とか高校1年生とかの頃以来です。

純粋に絵が上手くなりたいから、っていうのもあるんですが、なんとなくそっちの方がアウトプットしやすいんですよね。別に誰にも見られないけれど、自己満足でやれるので楽しいです。

やっぱりわいにとって小説って、読まれるかどうか、評価してもらえるのかどうか、っていう所が付いて回っちゃうんで。そこを元相方には「作家は向いてない」って言われる所なんですけど、もうそういう性分だから仕方ない、って諦めがついてます。

そこを悩むより、そういう所といかに付き合っていくか、みたいな事を考えてる方が、よっぽど建設的な気がします。そこを鬱々悩んでも時間の無駄なので。ある種、経験にはなるけど、良いことは何も無かったから。これはこの数年を経たわいの結論です。

割と最近知り合った方が、「絵は趣味で描いてて楽しい」って言ってるのを見て、どことなく眩しく思いました。創作ってのは、上手いか下手か、見られるかどうかは問題じゃなくって、やってて楽しいのかどうか、ってのが、一番健全な付き合い方だし、分かっててもなかなか出来ることじゃないので、そう言える事も一種の才能だと思います。

 

そういう事を考えてると、結局わいには才能なんてないなあ、なんて思う訳ですが、これももう何度も通った道で、今更どうこう思い悩みもしなくなりました。

どうせどこかのタイミングでまた火が付くでしょうし、そしたら目一杯飛ぶだけです。

えらい不格好だけど、これがわいがこの数年で出た、わい自身の創作論です。最早、創作が楽しいかどうか、っていう段階にはもういないし、戻れなかったので、そういうもんなんだと思います。

それでも、ほんの少しだけ「楽しい」と思える瞬間はやっぱりあって、そこが数少ない晴れ間なので、そこがわいの発射地点です。今はその瞬間を、今か今かと待っている――そんな時期です。

 

そんなわけで。また書きます。