意味不明人間の朗らかな破壊

2013年末から書いてる、三流脚本家の与太話。完全不定期で更新。一方通行の近況報告。

4.10

どうも、晴曇空です。

昨夜アサルトリリィの二次創作の新作を上げました。

出来損ないのヒーローwww.pixiv.net

↑最近気づいたんですが、このリンクを踏まないと作品に飛べないっぽいです。

 

最近のわいにしては、語る所が少ない、というか、作品自体はめちゃくちゃ好きなんですけど、頭の中にあった風景をそのまま写生したような感じで、あまり語ることも無いんですけど、でも、わいの轍として書き残しておきたい事はあったんで書きます。

 

もうこれもここ2か月ずっと言ってますが、アサルトリリィの二次創作をするようになって、色々と過去が報われた、と思える瞬間が結構あって。もちろん作品に対しての満足度もそうですけど、それが数字だったり、評判だったりと耳に入る機会が多くて、本当に嬉しいんですよ。でもそれ以上に、昔の「何にもならない」と思ってた事に助けられているって言う事が何よりもうれしくて。

 

わいは昔、一次創作から始まって、瑞加賀に艦船擬人化にとやってきて、もちろんそのそれぞれに「好きですよ」って言ってくれる人はいましたが、いまいち実感が湧くことってなくて。同人誌も売れはしましたけど、買う人は減っていく一方だったし。

艦船擬人化だって、最初は興味があって、好きで書いてましたけど、如何せん界隈でもアウトローで、閲覧数もずっと0とかで、それなのに周りは楽しそうなので、でもわいは惨めな気持ちになっていくばかりで、結果として、色々と逃げ出して、元相方からは「私に近づくために艦船擬人化をやってた」って言われる始末で、もう本当に創作なんかやめてやる、と思ってたんですけど。

 

だけど、ラストバレットに出会って、アサルトリリィに出会って、すごく世界観に惚れて、あとは今までの過程が活かせるんじゃないか、って思ったのもあってまた二次創作をやり始めて。そうして始めたこの度も、最初のスタートダッシュがそれなりに上手くいって、色々な人に読んでもらえるようになって。

そうして出会った友人に、報われてなかった『ウォッチドッグス(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14907617)』とかの艦船擬人化の話を読みてえ、って言ってもらって、わいも何気なしに読んだら滅茶苦茶良くて。

そうした道中を巡り巡って、失ったものは多いけど、得た経験と言葉で書き上げた、わい的には、この前の『曇天を切り裂く花となれ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14744574)』以上の傑作になった、それがこの『出来損ないのヒーロー』です。

別にどっちの方が好きでも、わいはどっちも傑作だと思ってるんで、別に構わないんですけど、でもどこかで違う道を選んでいたら、この話もまた違ったものになっていたでしょうし、もしかしたら生まれてなかったかもしれません。

 

今回の話は、夢結が絶体絶命の状況で、それでも一番守りたい梨璃の為に、憎んで憎んで仕方がなかったレアスキル、『ルナティックトランサー』を発動して梨璃を救う、そう言う話です。言われてみれば王道の流れかもしれませんが、その話の過程は、きっとわいだからこそ書けたもんだと思います。

それに、何度も何度も上手くいかないって、今まで以上に没を出しましたし、一時期はこの話を書くのすらやめようとも思いましたが、それでも諦めず書き続けて出来た作品でもあります。だからこそ、余計に思い入れが深くなったんだと思います。

 

未だに躁鬱とは同居してます。昔と変わってないところだってまだまだあります。でも、秋田ひろむの言葉を信じて、十万行を費やして、時間すらも費やした甲斐は本当にあったと思います。そして、報われない作品や過去達にも、今はすごく感謝しています。無駄な事なんて一個もなかったと、今のわいだから胸を張って言えます。でもこれだって、そう言う記憶がなければ言えないんです。

 

もしかしたら1年後、5年後、10年後、また読まれない、評価されない時代がやってきて、死ぬほど悩む日が来たとしても、足掻く理由が出来ました。そしてそれを改めて思わせてくれたこの作品に、そして仲間たちに感謝してます。

 

たかだか6,000文字かもしれません。けど、中に入っている想いは、きっと10万文字あったって足りないかもしれません。

そして、夢結と梨璃の二人が本当に好きならば、気に入って頂ける作品だと確信を持って言えます。何卒宜しくお願いします。

 

 

そう言う話でした。

また書きます。