このブログを書く周期ってのは、大体何か書きたいことがあるとか、小説が書けない時が多いんですが、今回は後者です。晴曇空です。
9月初めに9月の砲雷撃戦新刊の締め切りがあるんですが、これっぽっちも書き進みません。なんというのか、自分の書きたい話にならない、というか納得できる話が書けないんですよね。今回の新刊は難産になりそうです。
このブログで砲雷撃戦後のレポート記事を書くのが、ちょっとした楽しみなんですが、もちろん砲雷撃戦中が一番楽しいのはそうなんですが、実はもう一個楽しみにしてるのがあって、それが行きの深夜バスなんですよ。
「水曜どうでしょう」で大泉洋やミスターが深夜バスに乗って、めちゃくちゃ辛そうな姿を見ていた僕としては、実際に乗るまではさぞかし辛いんだろうな、って思っていたんですが、乗ってみるとそうでもないんですよね。いや、簡単には寝れないんだけど。
行きのバスでは、運転手の休憩のために足柄SAに三時間程度止まって、しかもバスの外に出れないので、初めてイベントに出た時はそれはもう大変でしたが、何回も乗ってると、その間だけ寝れるようになりました。個人的にはそこからが楽しみで。
この前のブログで書いたんですが、私は時間帯としては深夜から朝方が一番好きなんですね。そして、足柄SAを出発するのが大体午前3時、4時過ぎなんで、そのタイミングで起きると、丁度ジャストミートな時間なわけです。
足柄SAを出発するとともに起きて、そこから周りの睡眠の邪魔にならないようにカーテンと窓の間に顔を入れて、ただぼーっと窓の外を眺める。高速を降りて新横浜に着くまでは、まだ寝静まった市街の風景を、そして新横浜を出発してから新木場駅までは高速道路から見れる、東京特有の倉庫街と朝日、そして徐々に染まっていく都会の風景に、「おおっ東京だ」って純粋に心を躍らせる。この一連が流れがたまらなく好きなんです。
東京自体は何十回も言ってるんですよ。函館に住んでる時は静岡の祖母の家に遊びに行くときや、静岡受験の時の通り道として、中学の修学旅行も東京でしたし、そもそも親とも何回も遊びに来た記憶があります。でも、普段住んでない大都会で、しかも田舎者なので、あのビル群を目にすると、何回でも新鮮な気分になります。田舎者の特権。
新木場駅から東京ビックサイトまでの道中も好きなんですけどね。一緒に歩く相手がいるんなら、歩いて東京ビックサイトまで向かいます。普通にりんかい線使って行きゃあ良いんですけど、何せバスが新木場駅に着くのが6時で、最低でも時間潰せるビックサイト最寄りのマックが開店するのが7時なので、りんかい線使っちゃうと時間持て余すんですよ。丁度GWの砲雷撃戦がそうだったんですけど。
というか、普通にビックサイトまでの道中を歩くのもクソ楽しいんですよ?喋る相手いるなら。4kmっていう長い道のりですけど、若干治安の悪い新木場から倉庫街を通って、開けた橋の上からは小さく東京ビックサイトが見える。もう東京ビックサイトが見えたら未だに「東京ビックサイトや!!!」ってなります。あそこは俺たちの聖地だ。そしてそんな東京ビックサイトが徐々に徐々に近づいてくる。あの興奮ったらありゃしねえ。きっとコミケだったらもっとやべえんだろうな。
って感じで、砲雷撃戦行くときの私の感性は結構騒がしいです。いやでもマジで興奮する。サークル参加したことないって人は、今からでも小説なり漫画なり書きまくって、参加費6000~7000円と、本を20部くらい刷って参加するんだ。皆様の瑞加賀作品を僕は心よりお待ち申し上げております。
……うん、なんかだいぶやる気が上がった。というか、頑張るぞってなってきた。ほう、新刊の原稿書くのに詰まったらこういうブログ書けばいいのかなるほど・ザ・ワールド!!
このやる気が冷めないうちに原稿を書いてきます。鉄は熱いうちに打て。
…あっ、9月の砲雷撃戦で頒布する予定の新刊の代金先払い制予約と、既刊の通販やってます。興味のある方は覗いてみてください。
ではまた。