意味不明青年の朗らかな破壊

完全不定期に、小説書くのに行き詰った時や、なんか書きたくなった時に書くブログです。

8.23

小説の書き出しに迷って、とりあえず脳をすっきりさせるためにブログを書きます。晴曇空です。

 

前回の記事で、「フェスから入った人向けの指南書」的な何かを書いたわけですが、その時に『あんたへ』の動画を貼ったわけですが、あのPV何度見ても泣きそうになるんですよね。あれPVの構成もさることながら、やっぱり秋田ひろむのリリックセンスも良いというか、本当に苦労を乗り越えてきた人が書ける歌詞だよなあ、と思いますね。

って言う話を書きたいわけじゃなくて、というかミッドナイトソニックで『冷凍睡眠』やったってマジですか。まあ確かにアレ深夜で演るにはピッタリな気はするんですが、あれをフェスでやるってなかなか攻めてますわ。スタッフ日記で言っていた意味を理解しました。そう、今回の記事はそんな『冷凍睡眠』を語り散らかします。

元々ポエトリーリーディング佐野元春の『リアルな現実 本気の現実』とかで親しみがあったので、そもそもamazarashiのポエトリーリーディングは全般好きなんですけど、『冷凍睡眠』は群を抜いて一番好きなんですよ。

何でそこまで好きかというと、まずストーリーがクソ好きなんですよ。どこかのタイミングでこのブログに独自解釈の小説を載っけてやろうかと思案してますが、あれこそまさにメリーバッドエンドな気がして、メリバが好きなわいにはクソ刺さるんですよ。

あとは出羽さんの編曲もめちゃくちゃ好きなんですよ。あの冷えた壮大なメロディは、あの世界観の理不尽さを一層際立たせてますよね。あれヤバいですよね。僕はえらいから知ってるんだ。


とりあえずファンメイドの動画です。多分『虚無病』のライブの時の音源じゃないですかね。違うか。ちなみにミニアルバム『あんたへ』とベスト盤『メッセージボトル』に収録されています。買え。

冷凍睡眠

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あとここから先は、とりあえず先にわいなりの解釈を置いておきます。小説もそのうち上げるとは思いますが、解釈だけ知りたいって方はさあそこの『続きを読む』をクリックorタップするんだ。解釈違いが嫌いな方は、今日の記事はここまでです。おやすみなさい。

                                        

よし、解釈違いが嫌な人は消えたな?

先に言っておきたいんですけど、この冷凍睡眠、わいの中にもいくつか解釈が出来てるくらいには、色々な解釈が出来ると思うんです。試しに「amazarashi 冷凍睡眠 解釈」と検索してもらえれば分かると思うんですが、結構色んな解釈を上げている方が居ます。実際わいが気に入ったときに解釈を調べて読んだことあるんですが、その方々の解釈バリ好きです。もし興味がある方は、そちらも当たってみてください。という前置きをしておきます。

先ほど書いたように、わいの中でいくつか解釈があると言った訳ですが、今回はその中でも気に入っている解釈を二つ、ここに載せておきます。

 

1.

「僕」はそれに耐えきれなくなり、よってそれから逃避するように「冷凍睡眠」をすることにした。

そしてそれから六十年後、「僕」が目覚めた時には、自分が知っている街の光景はすっかり変わり、「君」との思い出の場所の後欠片もなくなっていた。だから、「君」の事を忘れて心機一転新しい生活を送れると思っていた。

が、時代は変わっても、「冷凍睡眠」を送っていた僕の記憶は、「君」が死んだ後のあの鬱々とした日々のままで、「君」の事を忘れることなんてできなかった。美しき思い出は、逃げ出した弱い僕をただただ追い立てた。

そんなある日、並木道で「君」にそっくりな面影を見つけた。もし、あの時「君」が亡くなっていなければ、もう良い歳なはずだ。そう思っていると、彼女は「僕」を見つけ、駆け寄って抱きしめた。これこそが「僕」の希望だ。しかし、彼女はあの時確かに亡くなった。我に返ると、そこには誰もいなかった。

どうやっても逃げられない彼女の幻影に頭を抱えながら、家に帰る。力なく壁に寄り掛かり、茫然と窓の外を見やる。いやに夕日は埃がかったようにぼやけて汚かった。

 

2.

「君」は今日も未だに目を覚まさない。彼女の父親は「もうダメだろう」と首を振った。「君」の弱々しい寝顔に、あの日の「君」の笑顔がフラッシュバックする。

もし、今この場所から逃げ出して、「冷凍睡眠」なんてものが出来たら、一体どれだけ楽だろうか。この苦しい現状から目を背けて、そして「僕」も「君」と同じようにただただ眠って、そしてきっと目が覚めた時、「君」もきっと目覚めているはずで、そしたらまた一緒に居られるんじゃないか。きっと「僕」は「冷凍睡眠」をしているから年は取らないだろうが、「君」は年を取ってきっとお婆さんになっているだろう。それでも、「君」は「僕」を見つけて、あの親しい笑顔と共に抱きしめてくれるんだ。見慣れない景色の中、唯一「僕」の知っているものがあるはずなんだ。

そんな絵空事を空想していたら、鳴りやまない電子音が「僕」を現実に引き戻した。

何処かの書籍で「人は喪失を許容できる生き物だ」という一文を読んだことを思い出した。しかし、今のこの現実を受け止めきれない「僕」は、きっと何物でもない何かなんだろう。泣き叫ぶ彼女の親御の横で、「僕」は助けを求めるように窓の外を見やる。だが、その夕陽は汚く歪んでいた。

 

こんなもんです。ラストはほぼ一緒ですね分かる。でも、こういう系の話がわいは好きなんです。もし、これを読んで「私はこういう解釈ですわ!!」という方がいらっしゃいましたら、どうぞこのブログのコメント欄に書き込んで投稿してください。短くても良いです。皆さんの解釈をどうぞお寄せください。

 

おやすみなさい。